2018年 04月 17日
4月17日★高宮武郎
私は『突然』っと言う言葉が嫌いです。
『サプライズ』的な『突然』で大金を手にするならまだしも、
この日唐突にやって来たそれは、私を混乱の渦に巻き込んだ。
(`_´)ゞ「高宮さーん。」
(ᵔᴥᵔ)「ん?なに?」
(`_´)ゞ「カード引きましたよ。」
(ᵔᴥᵔ)「(お、次回の日記は俺の番かな〜〜)」
(`_´)ゞ「今日、高宮さんです。」
Σ('◉⌓◉’)「ぶーーーっ!なぁーにぃー⁉︎」
(`_´)ゞ「だから今日の稽古場日記お願いします。」
(ᵔᴥᵔ)「そんな『突然』言われても、なんのネタも拾ってないよ!」
(`_´)ゞ「いや〜でも当たったんで〜」
(ᵔᴥᵔ)「(な、なんていう事だ…!)」
その日の『突然』はこんな具合に私の元を訪れた。
その『突然』を持って来たのは彼女。遠藤優香里。
この時期はマスクと花粉よけメガネをこよなく愛する女。
そして、カードを引いたのは小川一樹。
稽古後にほぼ必ず一杯やってる男。
この一樹くんとの写真の表情は心底困ったと言う思いから
極々自然に出たものである事を付け加えておく。
2018年4月17日火曜日 晴
この日はキャスト決めの為の最期の読み合わせだった。
この次の稽古日にキャストが発表されると言う事で、
皆んな思い思いの役作りで読み合わせに望んだ。
まだ紙の台本になってはおらず、スマホに送られて来たデータを読んでいるので、
画面のタッチのし具合によっては、『突然』ページが別のページにふっとんで
元の場所には中々戻れず、汗汗と台本の迷子になる劇団員が少数居ました。
ーーーそう!ここにもはた迷惑な『突然』が居たのだ!
この『突然』のためにそれまで調子よく台詞を読んでいるのに『突然』自に戻って
Σ(゚д゚lll)「あれ?あれれ⁉︎ゴメンページが…ハァハァ…!」
(`・ω・´)「35ページです」
Σ(゚д゚lll)「ありがと…えーっと……!(オロオロ)」
なーんてことになるのである。
困るぞ!『突然』!
何をするのだ『突然』!
これで、私が『突然』を好きではない訳が少しは分かっていただけたかと思う!
この日はそれ以外は大した『突然』は無く、滞りなく読み終わり、稽古は終了した。
その後に、自分がそんな『突然』に襲われるとも知らずに…。
恐るべし『突然』!
恐るべし遠藤優香里!
だが、『突然』はこれでおわったわけではない。
またいつこの『突然』に襲われるかもしれない。
ホラ!貴方もこの『突然』に急に襲われるかもしれないのだ。
それは、次の瞬間かもしれない。
お気をつけあれ。
次のお当番さんはこの方!