2015年 08月 05日
8月5日☆高宮武郎
頼んでもいないのに前日の日記から始まります…
8/4(火) 快晴
この日、東京は連日の猛暑で汗が絞り尽くされるほど暑かった…。
そして、稽古場では新しく出来上がった台本を片手に読み合わせを行いました。
稽古終わりの伝達事項で林竜多郎くんが言いました。
林「本日から稽古場日記を始めます」
あぁ、また始まるのだなと思いつつ終わりの挨拶をして雑談に興じていると…。
「♪た〜かみやさ〜〜ん!」
と私を呼ぶ声が聞こえる。
誰かしらと見ると、コォーーな顔(*1)で手を振っているアンニャロメでは無いですか。
そして、その手に持ってパタパタ振っているのは…
『高宮』の名前カード‼︎
(○◇○;)ガボーン…!(*2)
嬉しそうに私の名前を連呼しながら『高宮』カードをパタパタするアンニャロメ…!
私の名前カードを引いた彼女の名は小畑英美衣。
日本人離れした名前を持つ女…。
「まさかまだ引かれることはあるまい」と言う私の予想をあっさりと覆した。
今回は、私が彼女をもう許さないぞ!と思った訳を綴ろうと思う。
8/5(水)
この日も東京は暑かった。(; ̄ェ ̄)
その最中、私は炎天下の東京を大量の食材と共に都内某所を移動しておりました。
本日は脚本の金津泰輔さんと柳家さん生師匠と前座長、緒方賢一さんが稽古場にお越しになる日なのでございます。
劇団では顔合わせ会を企画しておりました。
その為の食材を持っての都内の移動なのでありました。
折しも時間は12:00過ぎ。
朝からの暑さは既に中々な暑さへと上昇し、稽古場に着いた頃には、いまにも倒れそうな搾かすになっておりました。
この日のメニューは…
・蒸し茄子と蒸し鶏の麺汁がけ
・獅子唐と蛸のマリネ
・鰹の漬け
・だし巻き玉子
・冷奴二種(キムチ玉子、生姜ネギ)
・鶏の唐揚げ
・板わさ
・アサリの炊き込み御飯+味噌汁
今回のお話の舞台は深川界隈。
深川といえばアサリの炊き込み御飯。
そんな訳で、アサリをつかったご飯であります深川飯を作ってみたかったのです。
全部で一升と二合炊きました。
他は夏の食材を使っての、夏宴席メニューとなっております。
そんなこんなでお料理部員、山本香織くんと下拵えを終えて稽古に入ります。
稽古では、私が『おあらためください』を『おあたらめ』としか読めずあわあわしたとか、誰かが面白い言い間違えをしたとか色々とありましたが、一通り読み合わせ、飲み会となりました。
あぁ、おあたらめ…おあたらめ…。
何で言えなかったのだろう…。
今、日記を打ってて思いました。
『お改下さい』と漢字で書けばすんなり読めるんだ…!
そうだ!漢字で書こう‼︎ ψ(`∇´)ψ
漢字の大事さを思い知った、8月の暑い日でありました。
ーーーそんな訳で私の台本にはコッソリと『おあらため』の隣に『お改め』と書いてあります。
この後…
飲んでいたら速攻で落ちて大いびきをかいていたとか、気がついたら天辺を回ってたとか、劇団の後輩が明日はプールに行くんですという話をほろ苦くそして羨ましく聞いたり、熱帯夜の街をウリウリとふらつきながらうちに帰り着いたら3:00過ぎだったとか、様々な冒険を経て、今日という日の幕は閉じたのでありました。
ーーー劇団すごろく史 2015/08/05 夏の章。
燃える夏はゆで卵…。
ーーーそんな訳で、私は小畑くんを、「こんな長い日記を書かせやがってコノヤロメ〜〜!もうゆるさないぞ!プンプン‼︎」
ーーーと思ったのでありました。
クワバラクワバラ。m(_ _)m
《言葉の解説》
*1) コォーーな顔
エドはるみさんの持ちネタ、グゥ〜の最後のポーズを決めた時の顔。その時に発せられる音。
ごく稀に小畑くんの笑顔が私にはそのコォーに見える事があるのです。
*2) ガボーン…
ガーン‼︎を通り越した最大級のショックを表す擬音。
ダメージの受け方はあまりのショックに放心した状態に近い。
さてさて次回は、倉富ルツくんであります!